ピンズ製作のお問い合わせ・ご相談は

モニター製作事例02

若年性がん患者団体 STAND UP!!様のモニター製作実例をご紹介

がん患者に対する情報発信および交流の場の提供や社会への啓蒙活動を行う、若年性がん患者団体STAND UP!!様(以下、“若年性がん患者団体”省略)。自分達のシンボルを形にして“何かできないだろうか”という期待がこもったピンズ製作を承りました。

1. デザイン案

「こんなのが作りたい」。
そういった前向きな気持ちを表わすかのように、デザイン案を1パターン4種、計12デザインをいただきました。この中からメンバーの皆様で1デザインを選出するのだそうです。さて、どのデザインがピンズデザインとして選出されるのでしょうか。それは次回に発表いたします。

2. 入稿データご提出~入稿

12のデザイン案から選ばれた栄えある完成イメージは、STAND UP!!様のホームページのトップバナーをイメージされた以下のデザインに決まりました。なんと、この完成イメージ(色指定)と版下を自分達で作成いただいてます。

ただ、版下=金属による凸凹を表現を明確にする白黒の指示データが2種類あるようです。この2種類は似ているようで全く別のピンズになりますので、どちらかに決めなければなりません。完成イメージを見ると「STAND UP!!」の文字、模様の円形、地の円形すべてに配色されていますので、これを再現しながらメッキの色も考慮した完成イメージ(色指定)を作成すると以下のように補正されます。

ニッケル、ブラックニッケル、金メッキと、3パターンの校正サンプルを作成してその風合いを確認することに。実際にピンズになったときの3種類の違いで、印象がどう変わってくるのか? それはまた次回にご紹介いたします。

3. 校正サンプル提出~完成

ニッケル、ブラックニッケル、金メッキと、メッキ違いによる3パターンの校正サンプルが完成しました。 ここからの流れは、お客様にピンズの出来を確認していただいてOKであれば量産製作となります。まずは3パターンから1つを選択していただくことに。

会員様の中では、早い段階でニッケルとブラックニッケルに絞られたそうです。ブラックニッケルは比較的カジュアルな印象でデニムにも適しているという意見もありましたが、ニッケルの方がどんな人にも合いそうだということで、最終的にはニッケルのメッキを採用することにまとまりました。その他の確認も「OK」をいただき、そのまま量産製作~完成したピンズを納品させていただきました。

今回も無事、お客様のもとに納品出来ました。次回はこのピンズに対するお客様の反応や今後の活動などについてインタビュー形式でご紹介いたします。

お客様の声

「STAND UP!!PINS」
STAND UP!!様

※上記の写真は原寸大ではありません。

ピンズ(ピンバッジ)データ
材質 銅合金
工法 スタンププレス
着色 ソフトエナメル
メッキ ニッケル
サイズ 28mm

■小栗様:今回の企画に応募されたお客様。
サポートメンバーとしてSTAND UP!!の団体運営をサポートされています。

■小畑様:自らも若年性がんを経験し、STAND UP!!メンバー として活動されています。

― STAND UP!!は、どのような活動を行っているのですか?


小畑(敬称略):若年性がんで苦しむ人に何ができるのか考えるために、代表の松井と副代表の鈴木が立ち上げた団体で、主にがん患者に対する情報発信および交流の場の提供、社会に対する啓蒙活動を行っています。

― 情報発信というと、具体的にはどんなことを?


小畑:任意団体なので直接的なことは難しいですが、フリーペーパーを発行して若年性がんの現状を訴え、共感してもらうことで患者の励みになることを目指しています。
体験談や患者へのアンケートなどが載っているので反響も大きいんですよ。
読者は主に患者や闘病の経験者なので、全国に約300カ所ある「がん拠点病院」と呼ばれる医療機関に設置しています。
スタンドアップ自体が立ち上げて3年なのでvol.3が最新号ですがvol.1は既に在庫切れの状態です。

― 運営スタッフの方々は何人くらいいらっしゃるのでしょうか?


小畑:全国に140人くらいです。メンバーは賛同者や体験者などですが、こちらから発信はしても勧誘はしませんので、自発的に登録してくれた人ばかりです。

― ピンズ製作のきっかけやデザインのコンセプトなどについて聞かせて下さい。


小栗(敬称略):ある地域のフリーペーパーに私が携わっていて、街のキャラクターをモチーフに作ったのがピンズとの出会いです。
ピンズファクトリーは前からメルマガで知っていて、ピンズ1つをここまで追求していることにすごく興味を持っていました。
私はSTAND UP!!のサポートメンバーでもあるので、できることを考えていてピンズ製作を提案したんです。
デザインは組織内のデザイナーさんが、ホームページやフリーペーパーを基に起こしてくれました。

― 完成までのプロセスで悩んだり苦労したりした場面はありましたか?


小畑:私は小栗さんに全てお任せだったので、特に悩みや苦労は感じませんでしたね。
サポートメンバーには本当に感謝しています。

小栗:私もピンズファクトリーの方が全てを理解して下ったので、絶対に必要なチェックだけやった記憶しかありません。
かなりサクサク進んだので、完成までは早かったです。
ただ、関わってきたのが紙媒体だったので、少しのことで印象が変わるピンズは奥が深いと思いました。

― 出来上がったピンズに対する評判や反響はいかがですか?


小栗:40~50人の集まりがあったんですが、全員が着けていて雰囲気も良かったです。
面識のない人も「ありがとうございます」と言ってくれて、本当に素晴らしいシンボルが出来たと思って感激しました。
私は主人の分も併せて2つ持っていたんですが、友人からSTAND UP!!の響きが良いのと、がんに対する気持ちを忘れないために欲しいとせがまれて進呈しました。
そう言われるとすごく嬉しいですし、ピンズがピンズ以上の意味を持つような気がするんです。

小畑:私はいつもカバンに着けていたんですが妻に取られてしまって(笑)。
ピンズの存在は本当に大きいですよね。みんなでデザインを決めて、完成品を見たら予想以上だった。
今までは発行していませんでしたが、ピンズが入会証代わりになるし、メンバーにも一体感が生まれました。
数も足りないほどなので、どうするか考えているところです。

― 今後、このような機会があったら、どんな物を作ってみたいですか?


小栗:私はフリーペーパーを読んだ時、何かしなきゃという使命を感じたんです。
だから今度は販売用のピンズも作って、売り上げを他の活動に充てられたら良いと思いますね。

小畑:個人的にはSTAND UP!!の支援団体でもある自分の職場で活用できるものを作ってみたいですね。若年性がんは大人のがんと区別されていて、支援を募るのも中々難しいんですよ。

小栗:日本はその部分でのケアが遅れていて、なぜもっと手厚くできないのかと感じますね。

― そういう面でもピンズは役立ってくれそうですか?


小畑:もちろんです。形が無いのとあるのとでは大違いですからね。
ピンズファクトリーがSTAND UP!!の形を残してくれたのは非常にありがたいです。
小栗さんとピンズファクトリーが出会ったのも、偶然ではなく必然だったんだと思っています。

小栗: 種類も増やしたいですね。サポートメンバー専用とかメンバーだけの仕様とか。

小畑:少なくとも3パターンは作れますよね。ピンズがきっかけになってくれて、メンバー一同感謝しています。

― そう言っていただけると本当に嬉しいです。貴重なお話を聞かせていただき、大変ありがとうございました。


35歳以前に発症する「若年性がん」と闘う人たちを応援するSTAND UP!!様。
その活動は多くの方々から寄せられる熱い想いで今後も全国に広がっていくことでしょう。
ピンズファクトリーの提供させていただいたオーダーメイド作品が、皆さんの気持ちを表す象徴になってくれることを心から願っています。

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