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PINS FACTORYのミッション


“FOR YOUR BEST MESSAGE”

私たちのミッションは、
“We give small things the power to tell your best message.” です。
つまり、“ 小さなもの(ピンズ)” にお客様の発する大切なメッセージを“ 語る力” を与える ことです。

私たちのミッションは、“We give small things the power to tell your best message.” です。
つまり、“ 小さなもの(ピンズ)” にお客様の発する大切なメッセージを“ 語る力” を与える ことです。

最も重要なのは、もちろん受け取った人にすぐにメッセージを想起していただくことです。 しかし、5年、10年、20年・・・と経って、ピンズを手にする人が、「あの日」「あの場面」 を、手のひらにある“ 小さなもの” を渡した人の笑顔と共に思い出す時こそ、私たちの仕事 のうちの“ いくばくか” が完了する時だとも思うのです。 このミッションのために、ピンズファ クトリーは存在しているのです。





オーダーメイドのピンズ製作専門である理由

“ ビジュアル・アイデンティティ(可視化した理念や価値)”
に日本も少しずつ目を向けはじめた 日本も少しずつ目を向けはじめた

 たとえば日本の省庁などの報道会見のとき、以前はがらんとした一室に机がひとつ置かれているだけの殺風景な様 相の中で行われていましたが、最近は後ろにパネルなどが設置され、自らの組織や立場を表記するようになってきま した。

 海外に目を向けると、アメリカなどは以前から大統領の会見の場には演壇や背後にシンボルマークやエンブレムが 配されていて、どこからメッセージを発しているかを明確にしている光景が見られていたと思います。

 シンボルマークやエンブレムといったビジュアル・アイデンティティ(可視化した理念や価値)には本質的に、誇 りやマナー、立場、伝統、社会的使命といった概念を持ち合わせています。その象徴を背負って語る責任や、形式を 重んじることの大切さに日本もようやく少しずつ目を向けはじめてきたと感じます。


日本の文化を変えていく
そのカギとなるのがピンズ

 しかし、私が会社を起こした1990年頃は、こうしたビジュアルによる形式の重要さがあまり大切にされていませんでした。当時はバブル経済による好景気が後押しするように、日本は自信満々で、少し言葉は悪いかもしれませんが世界を見下すような、粗野な悪習慣が全体的な態度として広まっていたように思います。

 そうした社会の風潮に私は違和感を抱いていて、日本も歴史あるヨーロッパのように、格式や礼儀、伝統といった形式を尊重する社会になってほしいと強く願っていました。スマートな文化的素養を育んでいかなければ、世界からどんどん遅れていってしまうと感じていたのです。

 マークやデザインされたカタチ、制服といったものが発する規律や責任をまとうこと、これを「形式の効果」と言い表せますが、いろいろな集団、企業、組織や社会に貢献するさまざまな団体としての立場や理念を、言葉だけでなくビジュアルで表現することが日本でも必ず必要になってくると思っていました。

 とはいえ私自身はデザインやビジュアルに対して、日本はこうあるべきだと評論家的なことをする立場ではありませんので、社会の片隅で、文化的素養を育んでいく役割を自分なりに着実に担いたいと考えており、そんなときに出会ったのが、ピンズでした。ピンズは、日本の文化を変えていくカギとなる存在だと思いました。


ピンズ文化普及の先駆者になるために
ピンズファクトリーをスタート

 ピンズは以前から欧米で流行っていて、有名なところではフランスのラコステのシャツ型ピンズや、クリスチャン・ディオールの香水ビン型のピンズが広く知られていました。いずれも優れたデザインで、ブランドにふさわしい表現が実現されています。
 また、オリンピックでも選手どうしが活発に自身や自国のピンズを交換するなど世界的に親しまれている存在です。

 そんなピンズを1990年当時はだれも日本で深掘りしていませんでした。つまり、「この組織にはこういうピンズがふさわしい」「この団体にはこうした表現を施したピンズが適している」といったことを誰も深く考えていなかったのです。
 誰もやっていないなら自分がピンズを極め、その文化を広めていけば、私が思い描く、ビジュアルで自分の立場や使命を表現するスマートな風土を醸成できると考えました。その先駆者になるためにピンズファクトリーをスタートさせました。

 やるからには中途半端な何でも屋、たとえば布物や革物、ビニール物を扱う中でピンズもやっています…という雑貨屋さんの立場では、ピンズの文化を築くことも深めることも出来ないと考えました。もちろんこれはいまでも変わりありません。


すみずみの町や地域で、ピンズのやりとりがある
ピンズファクトリーが目指す日本の姿

 ピンズファクトリーはピンズを専業として、日本でピンズ文化を普及させることを大きなミッションと考えています。具体的な将来像としては、小さな町や村をはじめとする日本のすみずみにまで、ピンズを文化として浸透させることを目ざしています。

 たとえば中学校や高等学校に行くと校長室にオリジナルにデザインされたピンズが用意されていて、訪問者があると手土産としてお渡しする。あるいは地方のある町の町長室へ行くと「ようこそ○○町へ」と言ってピンズが差し出されるというような習慣が根付いている、それくらいピンバッジが生活に溶け込んでいる状況になることが理想です。

 ビジネスでは名刺を渡す習慣はありますが、それとは別に、もっとフランクにピンズを渡して、受け取った人も「ああ、こちらの町のピンズはこれですか、趣がありますね。以前もらったあの町のピンズはこんなデザインでした」といったやりとりが日常になるといいですね。

 私が思い描くスマートさとは、こうした日々における、日本のすみずみにおいて洗練された形式のやりとりがあるということです。オリンピックやワールドカップなどの華やかなステージでピンズが活躍するのは喜ばしいことですが、そうした一部の世界だけに優れたデザインやシンボルがあればいいというのとは少しちがうと思います。

 日本のどの地域にも、組織にも、団体にも、それぞれに特徴や誇りがあり、その一つ一つの象徴を、優れたデザインで表現する力がピンズにはあるからこそ実現できると考えています。


表現力に磨きをかけ、特定の目的のために
コラボレーションによる一品生産でピンズを製作

 それぞれ異なる地域、団体、組織がもつ特徴や誇り、目的あるメッセージを表現しうるのは、ピンズだけがもつ奥深さゆえだと言えます。
 ピンズの魅力は何よりもその奥深さにあります。

 素材をとってみても、小さな金属片のピンズは、布や革、ビニールなどの素材とは作り出せる世界観が異なります。
 そこに宿すモチーフの重み…主義や主張、使命や誇り…も特有の魅力につながっているでしょう。

 そしてそうした重みのあるメッセージをどう表現するかという「表現の可能性」こそ奥深く、ピンズ製作の魅力であり、私たちが掘り下げるべきスキルだと考えます。

 先に述べたフランスのラコステや、クリスチャン・ディオールといった企業は、文化的にも世界に根を張ったブランドです。その世界観にふさわしい素材、工法、デザインをどう表現するか。あるいは多くのファンがいるカメラメーカーのコレクターズアイテムを作るなら、どのような表現がふさわしいか。そうしたことを深く掘り進めて行くのです。

 モチーフの重みは高級ブランドも地域の団体ほかあらゆる組織や企業にとって変わらないものですが、それぞれに異なるアイデンティティと思いを形にする表現手法は一様ではありません。
 だからこそ出来合いのものを作るのではなく、特定の目的のために一品生産すること。作る方とのコラボレーションによってピンズを製作しています。

 そうして出来たピンズが、たとえば作られた会社にとって「これは当社の社史に残るものだね」などと言ってもらえればこの上ない喜びになります。


一つ一つのアイテムにシンボル性がある
デザインの魅力

 コラボレーションによる一品生産という点では、建築設計にも通じるところがあります。大学で建築工学を学んでいたので、建築との共通点がよく見えたりします。

 家を立てるときに建築家は、建てる場所柄や土地が持つ歴史、文化といったものをよく考えます。また、家主となる人がどのような生活をしてきて、どのような生活を望んでいるかなどを考えます。
 それは建築家の一方的な押しつけではなく、また、施主の好みだけによるものでもありません。話し合って、つき詰めて、アイデアをしぼり出すようにして設計を施します。決して「品番」を指定して同じものを作るというわけではありません。

 そもそも建築やデザインに興味をもちはじめたのは、生まれ育った家の影響が強かったと思います。
 祖母が酒屋を経営していて、商品の中にはコカ・コーラもありました。その関係で店にコカ・コーラ社から、ブランドをPRするための小物が毎年のように送られてきていました。専用の栓抜きや、テープカッターや、ビンを象徴する形のグッズなど、そのオリジナルなアイテムに興味をひかれました。

 デザインが語る力という意味では、ウイスキーのボトルなどもオリジナリティがありました。当時よく販売されていたのは、サントリーのオールドや、角瓶、レッドなどでしたが、それぞれに格付けがあり、たとえばオールドは定番、お世話になった方への贈り物にはリザーブやロイヤル、ブランデーではVSOPといったようにすみ分けられていました。
 ウイスキーやブランデーのボトルのデザインが、それぞれ「大切な人にこれを贈ります」「特別な人だからこれを贈ります」といった言葉を持っていました。つまりシンボル性がありました。

 パッケージや小物やマークに、しっかりとしたデザインでメッセージを込めるという意識は、こうして子供の頃から店先でいろいろなものを見ていたためだと思います。それがピンズづくりにつながりました。

 ピンズは、商品そのものではないので主役ではありませんが、重要な脇役として、いい働きをするという位置にいるものです。
 「あのとき配ったピンズ、よかったね」と一人でも多くのお客様に言ってもらえれば、製作者冥利につきます。



株式会社デザインアンドデベロップメント
代表取締役社長  大久保 雄一

大久保サイン


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