ピンバッジ製作実例：有限会社伊澤商店

64年分の感謝を小さな姿に込めたオリジナルのメモリアルグッズ

ピンバッジに限ったことではありませんが、仕上げのカラーリングや仕様の違いによって、出来上がるものの印象は大きく変わります。有限会社伊澤商店様が製作された「ロッジイザワピンバッジ」は、銅合金にアンティークコパーのメッキを施した無着色の作品です。デザインのモチーフは鹿の横顔と「ロッジイザワ」の文字を組み合わせたロゴマークとなっています。「ロッジイザワ」というのは同社が山形市の蔵王温泉スキー場で64年間に渡って運営していらした宿泊施設の名称です。ピンバッジは2024年のシーズンをもって閉館することが決まった建物のメモリアルグッズとして販売されるそうです。

「ご愛顧下さったお客様に喜んでいただける思い出の品物を作りたい」というのが、ご担当者様からうかがったピンバッジ作りを思い立たれたご理由でした。当社へのご用命はネット検索していた時、非常に多くの実例を紹介していたことや、サンプルを見て具体的に検討できたこと、スタッフがすぐに直接連絡をくれたことが決め手となったとのことです。また、大切な記念アイテムをオーダーメイドで作るに当たってご担当者様が意識されたのは、安っぽくなくシンプルで老若男女に着けてもらえるものにすること、との事でした。ちなみにロゴマークは45年前に建物をリニューアルした際、デザイナーの石田功さんという方に依頼したものだそうです。

趣の異なるメッキが凹凸部分のメリハリを生み、素材の品質も生かしたオリジナルの記念品は、「想像通りの素晴らしい出来」との評価を獲得する事が出来ました。目標だった「ちょっとレトロでアンティーク」な雰囲気もお客様から大変喜ばれているそうです。同社は山形県東置賜郡高畠町で手打ちそば店や、自家燻製のスモークナッツと地元のお土産品、さらには銘木なども販売する地域密着型の企業様です。ご担当者様からいただいた「最後まで丁寧にご対応いただきました」というコメントで、ロッジへの愛情を小さな形にしてお届け出来た喜びを味わうことが出来ました。

（ピンズファクトリー談）