CLOSE UP PINS WORLD vol.13 | 一般社団法人 日本弦楽指導者協会「会員章」 | オリジナルピンバッジ製作　PINS FACTORY (ピンズファクトリー)

弦楽の普及と弦楽に関わるすべての人々に貢献

　最初に思い浮かぶのはヴァイオリン。そして、ヴィオラ、チェロ、コントラバス。その名の通り弦を使って演奏する弦楽器は、豊かな音色でオーケストラの中心的な役割を担っています。
　日本弦楽指導者協会様は、これら弦楽器の専門家で構成されている団体です。1961年の創設以来、弦楽の普及と弦楽器の指導者をはじめとする弦楽に関わるすべての人々に貢献し、2012年に一般社団法人になられました。
　現在、およそ700名の会員は、音楽関係の学校で教鞭をとる方、楽器店が開く音楽教室の講師や演奏者、コンサート活動の傍ら指導に当たる方、自宅で弦楽器教室を運営している方やオーケストラのメンバーなど様々。
　活動は、毎年春のフェスティバルと夏のフレンドシップコンサートを全国規模で開催しているほか、公開レッスン等の研究会や、全国25箇所に広がる各支部でもそれぞれコンサートなどを企画し開催されています。
　こうした様々な活動の際に、日本弦楽指導者協会会員の証として皆さんに付けていただくアイテムとして、ピンズを製作されました。

ピンズがステータスと会員相互の一体感を醸成

　日本弦楽指導者協会様がピンズファクトリーを知ったのは、展示会の会場でブースに立ち寄られたことがきっかけでした。実際にピンズをご覧になり、品質とともに、当社でご用意しているサンプルに楽器のピンズがあったことや、またその後、定期的にお送りしているピンズレターの印象が良かったことも弊社への発注につながったとお聞きしました。
　ピンズのデザインは、ヴァイオリンの表板をモチーフとした協会のロゴ。会員のステータスの象徴でもあるため、製作にあたっては質感の表現方法や着色の有無に悩まれながらも、シンプルで高級感のあるピンズに仕上げることができました。大ベテランから音大を卒業したばかりの人まで幅広い年代層がいる中、「思った以上の重厚感で、評判が良いです」とのお言葉をいただき、弊社も胸をなでおろしています。金銀2種類の完成品は付ける人の好みで選んでもらい、会員であることの一体感の醸成にもつながっているそうです。
　目下の課題は「会員数を増やすこと」。そのためにも「弦楽器の先生が集まって、良い指導法を研究するアカデミックな会」であることを広く伝えていきたいとのこと。日本弦楽指導者協会様のさらなる拡大を、ピンズもささやかながらご支援します。