ピンズデザインコンテスト第13回 最終選考 | オリジナルピンバッジ製作　PINS FACTORY (ピンズファクトリー)

【作品の説明】

とあるホテルのフロントで、おしぼりをサービスされ嬉しく思ったことがありました。なので、そこにお茶を添えて『おもてなし』を表現しました。

【受賞コメント】

ホテルのフロントで、おしぼりを「どうぞ」と差し出していただいて有難いと思った実体験が、このような形で活かされとても嬉しいです。選んでくださり有難うございました。

【審査員コメント】

・青木克憲さん
「おもてなし」から想像する沢山のヴィジュアルの中で、とても身近な日本の接客のマナー「お茶とおしぼり」。日本の日常の習慣をヴィジュアルにしたことが、ヴィジュアルとして唐突で、意表を突かれ、微笑ましい。

・デハラユキノリさん
勇気を持ってディテールを削ぎ落としたデザイン！なのに柔らかい。お茶とおしぼりというトボけたモチーフ選びの勝利です。

【作品の説明】

お酒に日の光が反射した盃に、落ちた桜の花びらとその波紋が「心」の字になっています。味覚、嗅覚、視覚、時間、空間をさり気なく楽しませる日本のもてなしを表現しました。

【受賞コメント】

この度は佳作に選んでいただき、ありがとうございました。ピンズの特性上、工法やサイズの点からシンプルにデザインすることを心がけました。また小さな空間の中で、配置や置く物などに様々な意味を持たせる茶室の考え方を意識しました。日の外側に心の字があるのも国旗でいうなら白い部分、光で表に見えている部分以外に心が隠れているという意味で配置したりと、自分なりのロジックで作っていきました。

【審査員コメント】

・青木克憲さん
盃に注がれた透明なお酒が綺麗に表現されている。さりげなく漢字で「心」が入っていることと盃であることが、「おもてなし」感を醸し出している。

・デハラユキノリさん
盃に酒と花びら、ミニマルだけど緊張感のある瞬間を切り取ってます。水面の表現に透明感あって気持ちいいです。

【作品の説明】

「舞妓さん」をモチーフに、可愛らしい笑顔で歓迎の気持ちと、和室のお辞儀「座礼」で心を尽くして相手をおもてなす「おもてなし」の心を表現しました。かんざしや着物の柄に国花の桜を取り入れ、日本らしい華やかさを表現しました。

【受賞コメント】

このたびは素晴らしい賞を頂きありがとうございます。東京五輪が開催される2020年「おもてなし」というテーマでしたので、日本独特の文化や伝統美を取り入れることと、ピンズにしたときに分かりやすく可愛らしく、ということを意識してデザインを考えました。思いがけず大きな賞を頂きまして大変光栄です。ありがとうございました。

【審査員コメント】

・青木克憲さん
手を合わせて座礼する姿を基軸においたヴィジュアルが、今回、一番多く出品されていた。その中でも、ピンズとして成立し、華やかで、可愛らしく、どこかアニメチックな舞妓さんが選ばれた。

・デハラユキノリさん
海外からのお客さんがもらうとストレートに嬉しいものだと感じました。装飾部分と顔のシンプルさのメリハリが効いてます。

【作品の説明】

テーマのおもてなしとは、表裏なしの心でお客様を迎えるという意味があると知り、七宝模様や雪輪などの日本の縁起の良い柄、模様を取り入れ、上下左右どこから付けてもいい可愛らしく縁起の良い日本を感じるピンズにしました。

【受賞コメント】

選んで頂きありがとうございます。自分のデザインしたピンズデザインが青木克憲賞という賞を頂けて大変嬉しく思います。

【審査員コメント】

・青木克憲さん
アウトラインの形がシンメトリーでないのが良い。絵的に花のバランスも良いのだが、ピンズにした際に菊の大きさが小さすぎるかなぁという感じ。模様が幾何学的であることやパステル調で優しい感じも良いし、とても日本ぽくって一番好きです。

【作品の説明】

今回のテーマ「おもてなし」の相手に対しての気遣い、思いやりの心がという意味合いが椿の花言葉「控えめな素晴らしさ・謙虚な美徳」と合うと思い、一厘の椿のピンズを考えました。

【受賞コメント】

謙虚で凛とした日本人らしさを表現したいと思いデザインしました。デハラユキノリ賞をいただくことができ、とても光栄です。ありがとうございました。

【審査員コメント】

・デハラユキノリさん
椿という花の持つ強さと和のイメージ、それをそのまま伝えるように切り抜いたアウトラインが魅力的です。欲しい。

【作品の説明】

伝統と現代をテーマに制作。現代を生きる女子高生がひょっとこのお面を被って、おもてなしの動作をしている。古風と現代のミックス。雰囲気をクスッとさせたいのと、ひょっとこのお面を被っている。妙に可笑しな、おもてなしのピンバッチ。

【受賞コメント】

選んでいただき、ありがとうございます。正直、大賞を狙って制作したので、少し残念ではあります。ただ、今回ピンズの色味などが今後の制作にヒントを与えた気がします。なので、次回機会がありましたら、また応募したいと思います。

【審査員コメント】

面白みがあって印象に残るデザインは審査員の間でも好評で、ピンズにしてみたかった作品の一つでした。壁となってしまったのが、プレス、エッチング工法で製作の場合、チャームポイントである顔のデザインの再現が（プリントではないと）難しい点があり、今回は審査員特別賞として選ばさせて頂きました。まさおみ様の今後の作品を楽しみにしております!