ピンバッジ作成実例：ホテルマリターレ創世 久留米

グッズの製作でモチーフが決まっている場合、当社のような業者に求められるのは、元のイメージをどれだけ再現できるかということ。敷地内に日本庭園が広がる福岡県のホテルマリターレ創世　久留米様が創業40周年記念を迎え、従業員の方々用としてご製作されたのも、モチーフが決定されていたピンズでした。ご用命はスタッフの方からのご紹介とのことで、「40周年記念章」という名のアイテムは、ピンズが取り持つ縁で誕生に向けて動き出しました。

「ANNIVERSARY」や「SINCE 1978」の文字と共に、ピンズのデザインを構成するのは鮮やかな赤が目を引く弓なりの形。これは庭園の池に架かる欄干橋を図案化したもので、ホテルのアピールポイントなのだとか。中央に入った「M」のマークはイタリア語で「結婚」を指す「マリターレ」の頭文字で、「創世が出会いをつなぎ、結ぶ場として、訪れた方の思い出に残るよう、温かなおもてなしでお迎えします」という想いが込められているそうです。

ピンズにした時のサイズを決定するのに苦労されたそうですが、スタンププレス特有のエッジが効いた仕様を合成七宝+特色で仕上げ、金メッキで品質の高さが際立つオリジナルの記念品は評判も良く、社員のモチベーションアップやお客様と会話する際のきっかけになっているとのこと。皆さんは毎日ピンズを着けていらっしゃるそうで、オーダーメイドならではの出来栄えには、「期待以上の良い出来上がりで満足しています」との評価も頂戴しました。

40周年を祝うために生まれた記念アイテムではあるものの、このピンズには着用期間が特に決められていないそうで、ご担当者がおっしゃるには「ずっと着ける予定」とのこと。何ともメーカー冥利に尽きるお言葉に続いてピンズファクトリーがいただいたのは、「お見積りや試作品など、何度もメールでやり取りさせていただき、大変お世話になりました」というとてもありがたいお言葉でした。

(ピンズファクトリー談)