ピンバッジ製作実例：戸田友好都市交流の会

街と街の交流が描かれた、色鮮やかな思い出のピンバッヂ

文化交流や親善を目的とした地方政府同士の関係を、“友好都市”と言います。今回のお客様である、埼玉県の戸田友好都市交流の会様もまさに、その名の通り、交流を深めるためのアイテムとしてピンバッジを選んでくださったようです。戸田市は、同じく埼玉県の美里町と、福島県白河市と友好都市条約を締結。互いの土地の自然や農業、名所などの埋もれている地元の魅力発掘等に力を入れています。

同会のご依頼により誕生した「天狗山ピンバッヂ」は、福島県の天狗山の魅力や里山の活動を知ってもらうことを目的にご製作され、白河市のおもてごう里山クラブ様に寄贈されました。東北最大級のカタクリやヤマブキソウが群生している天狗山は、11月23日に日本一遅い山開きイベントを開催。そこでのオリジナルグッズとしてピンバッジを販売されたそうです。そのデザインに採用されたのも、山に自生するカタクリとヤマブキソウ。色鮮やかな配色に、見る人の心も晴れやかになるようです。

以前にも別の団体でピンバッジのご製作経験があり、そのご縁が繋がって、今回再びピンズファクトリーにご用命いただいたとのこと。ご担当者様からは「評判も上々で販売実績も好調でした」と手応えを感じたご様子のお言葉を頂戴しました。収益は山の整備活動に使用されるとのことで、「広く天狗山の魅力、おもてごう里山クラブの活動を知ってもらう一助となったのではないか」と、嬉しいご感想が寄せられています。

ご製作にあたって苦労されたことをお伺いすると、「製作費用の調達」とのお答えが。今回は寄付金を募ってのプロジェクトとなり、「個人の方への浸透が行き届かず、金額的には法人の寄付に頼ることとなりましたが、目標以上のご支援をいただきました」と、完成に至るまでには多くの方々の支えがあった背景を明かしてくださいました。その支えのおかげで、一つ一つをパッケージングし販売に適した状態での納品が実現しています。最後は、当社のスタッフについて「親切に対応いただき、感謝しています」と力強いお言葉で締めていただきました。

（ピンズファクトリー談）