ピンバッジ製作実例：株式会社をくだ屋技研

授与の瞬間までお目にかかれないバッジは熟練し優れた技能と指導力の証

プレゼントを贈る際などによく見られるサプライズ演出は、仕掛ける側と仕掛けられる側をどちらも笑顔にしてくれますが、これを応用し社員のやる気と自信につなげている企業があります。その企業とは、設計から製作、販売までを行う完成品メーカーとして大阪府堺市に拠点をおく、創業87年の荷役運搬機器のメーカー、株式会社をくだ屋技研様。油圧を利用し、「載せる、揚げる、運ぶ」をコンセプトにお客様の「運ぶ」に関する困りごとを解決する製品を提供されています。マイスター認定授与の為の認定バッジをご製作されました。

同社には、「をくだ屋技研の今日」を支え続け、熟練して優れた技能を持ち、後生の育成にも尽力した社員をマイスターに認定し、技能の高さを称える社内制度が設けられています。認定バッジは、その証として授与されたとのこと。マイスターに相応しいものを探していたご担当者様がピンズファクトリーをお選び下さったのは、歴史のある本七宝を使ったオーダーメイドアイテムの製作で実績があったからだとか。こうして誕生したのが「マイスター認定バッジ」でした。

実はこちらのバッジ作りは社長様とご担当者様のお二人だけで進められ、デザインや仕様なども授与の当日まで秘密だったそうです。22mmサイズの長方形で完成した作品は、本七宝の深い藍色と文字や縁の金色が相まって、マイスターに相応しい風格漂うバッジとなりました。また、授与に際しては、マイスター認定バッジ用の特別な専用化粧箱を、大阪市の村上紙器製作所様にてご製作されたとのことでした。

バッジの贈呈は社長様の手渡しとあって、受け取った方も喜ばれていらしたとか。ご担当者様からは「サンプルも3色まで対応していただき、最終的な色の違いや別アングルの色使いも試すことが出来て大変参考になりました」とのコメントを頂戴しました。社長様はたくさんの社員がこのバッジを目指して励んでほしいとの期待をお持ちだそうで、このオリジナルの認定バッジは社員の皆様にとって大きな目標となりそうです。

（ピンズファクトリー談）