ピンバッジ製作実例：中屋意匠株式会社

カラフル衣装のキャラクターバッジを着けて口腔の発達をサポート

その可愛らしいピンバッジが製作された経緯は、一般社団法人日本歯科医学会連合という団体が、子どもの口腔発達不全症を表す際の名称として、「オーラルハビル」を商標登録したことが発端。同連合は日本にある46の歯科医学会が構成している全国規模の組織で、研修や講演動画の配信に加えて雑誌や刊行物の発信なども行っています。「オーラルハビル」はネガティブな印象のある「発達不全」に変わる呼び名として決まったそうです。

写真の「ハビルちゃんバッジ」は同連合からのオファーを受け、今回の発注元である中屋意匠株式会社様がご依頼下さった作品。同社は東京都渋谷区の恵比寿にオフィスを構え、WEBサイトやグラフィックなどを中心に、デザイン制作を展開するクリエイティブ系の企業です。ご用命の決め手はWEB検索でヒットした当社のホームページが見やすかったことや、高価な製品にも誘導せず質問に対する回答が親身で的確だったことだそうです。

バッジのモチーフに選ばれた「ハビルちゃん」という女の子は、子どもたちの口腔発達をお手伝いするオリジナルキャラクター。ご担当者様によればピンバッジにする予定は元々なかったそうですが、男性の医師でも背広の胸に着けて常用できることから製作されたとか。これを受けた当社はオーダーメイド専門メーカーとして着色や再現性などについてご提案。タイツの縞模様まで忠実に仕上げられたメンバーバッジはこうして誕生しました。

仕様としては先生方に金色への思い入れがあり、金バッジらしさを演出することも課題でしたが、外周を金メッキの輝きがグルリと囲む完成品は、確かな品質と装着しやすい点が好評とのこと。メンバーの方々は色々な学会に出席していらっしゃいますが、皆さんが着用したバッジは「可愛い」と評判が良いそうです。当社にはご担当者様から「大変きめ細やかで助かりました。感謝しています。ありがとうございます」とのお声も届きました。

（ピンズファクトリー談）