ピンバッジ製作実例：株式会社山鹿蒸溜所

自社のロゴマークをかたどったバッジで製品への自信と誇りを表現

実際に存在するものをモチーフにしたアイテムを作ろうと思った時、最も気になるのは元のイメージをどこまで再現できるかということ。熊本県山鹿市の株式会社山鹿蒸留所様が懸念していらしたのも、製作を検討しているピンバッジのデザインが細かいことでした。ウイスキーの製造・販売を手掛ける同社がピンズファクトリーに託されたオーダーメイド作品は、蒸留所に併設されたショップでお土産品として販売される「山鹿蒸留所オリジナルピンバッジ」。ご用命と同時に寄せられたご相談に対して当社が出した答えは、2つの工法を使うスタンププレスとプリントの合わせ技でした。

同社がご依頼を下さるきっかけとなったのは、当社のホームページをご覧になったこと。決め手は掲載された過去の実例を目の当たりにして「様々なピンバッジ作りに対応している」と感じたことだとか。オーソドックスで安定感のある丸い仕様となった完成品は、メインカラーにモスグリーンを使ってシックに仕上げられ、中央に入った図案や周囲の文字を金メッキで表現したもの。英語綴りの社名と「JAPANESE WHISKY」の表記はトラディショナルな雰囲気を醸し出し、ご担当者様からも「品の良いピンバッジになったと思います」とのコメントを頂戴することが出来ました。

かくして同社のシンボリックなロゴマークは、販売グッズとしてのピンバッジに姿を変え、当初の課題だった細部の再現性だけでなく、その出来栄えや品質についても高評価を獲得。当社にも「親身になってご対応いただいた」という感謝とねぎらいのお言葉が掛かりました。良質な水や寒暖差のある土地柄だったため、古くから酒づくりが盛んだったという山鹿の地。同社が豊かな自然に恵まれた山鹿市と一緒に生み出したウイスキーの芳醇な味わいを、直径20mmの小さなピンバッジが蒸留所を訪れた多くの人々に伝えてくれることを、ピンズファクトリーも心より願ってやみません。

（ピンズファクトリー談）