ピンバッジ製作実例：株式会社新宮運送

意図的に着色を避けた記念品はモチーフが引き立つ金メッキ仕上げ

当社ではオーダーメイドアイテムのご用命を下さったお客様に、専門メーカーの立場からアドバイスさせていただくこともあり、その内容がデザインや仕様以外に及ぶことも珍しくありません。株式会社新宮運送様が製作された「創業60周年記念ピンバッジ」の場合、それはモチーフに対する仕上げの色というご相談のスタイルで始まりました。作品の用途はアニバーサリーグッズ。しかし、一方では社章としての使用も想定されていました。

とっても大切な2つの異なる使命を帯びたピンバッジは、その条件をどちらも満たす自社のロゴをかたどったもの。この選択についてはロゴの様々な形態を模索した結果、現行のものに落ち着いたことで決定されたのだとか。因みに表情の違う3羽の鳥が1列に行儀良く並んだ可愛らしいロゴは、鮮やかな黄・緑・赤の3色使いがオリジナルのカラーリングでしたが、ロゴをより際立たせるために金メッキの単色タイプを作る運びとなりました。

同社の拠点があるのは兵庫県たつの市新宮町。昭和37年11月1日の設立当初から地元を中心に展開する事業の内容は、トラックとタンクローリーをメインに据えた道路貨物運送業と倉庫業です。今回のご依頼は当社のサイトをよくご覧になっていたことから実現に至ったそうで、1000件以上の実例紹介を掲載したホームページがきっかけになったことを知り、本件はピンズファクトリーにとっても大変嬉しく感激的な仕事となりました。

全体がゴールドの輝きに包まれた完成品は、品質の点でも申し分のない出来栄えとなり、スーツに映えて社内でも評判が良いとのこと。ご担当者様からはピンバッジに対する「成形する中でも色々なご提案をいただき、良いものになりました」とのご感想に続き、「無理をお願いすることが多かったですが、色々な形でのご提案をいただき、非常に助かりました。ありがとうございます」と、当社の対応にもありがたいコメントを頂戴しました。

（ピンズファクトリー談）