ピンバッジ製作実例：一般社団法人茅原書藝會

人の心を表す毛筆文字を小さなピンバッジにして記念品として活用

「魂」という漢字の持つ意味を調べると、精神・想い・気持ち・精気などと一緒に、「心」も含まれていることが分かります。沖縄県那覇市の一般社団法人茅原書藝會様が、大きな節目に際して製作されたピンバッジも、力強い毛筆の「魂」をかたどったものでした。会長様が自ら揮毫された筆文字を忠実に再現したオーダーメイドアイテムは「茅原書藝會設立40周年記念章」。用途は言うまでもなくオリジナルのアニバーサリーグッズです。

誕生から40年にわたる歴史を刻んだ同會は、書写や書道に加えて展覧会の作品指導を行い、さらには実務書も手掛ける書の会派。直径15mmの小さな丸い仕様に「魂（こころ）」として捉えた会長様の書がバランス良く配置された周年記念ピンズには、「書は心の鏡 心の姿であります 大いなる心 広やかな心 高い心 書こそは真に心の鏡」という理念が息づいています。バックに2つの円を重ねて神々しさも演出されました。

当社へのご用命を決めたご理由は、色々な会社や団体での実績があり、信頼できると確信したからだとか。ご担当者様からは「安心して依頼できると思いました」との大変嬉しいお言葉もいただきました。バッジを作るに当たっては筆文字をうまく表現できるか懸念されたようですが、迫力満点の「魂」をその筆勢もそのままに合成七宝を使って仕上げた完成品は、デザインや品質も含めて「文字をうまく表現できている」と好評とのことです。

このバッジに記念品らしさを与えているのが、凹凸部分であえて変えた趣の異なるメッキ。当社ではタイプの違う複数のサンプルをご提供させていただきましたが、「周年バッジに相応しい重厚感を表現したかった」というご担当者様も、「金と銀の2パターンを比べることが出来て良かったです」とご満足気。当社も「見積もりの段階から製作まで大変スムーズにいきました。ありがとうございます」という評価をいただくことが出来ました。

（ピンズファクトリー談）