ピンバッジ製作実例：王寺町観光協会（王寺町役場地域交流課観光振興係）

可愛い公式キャラクターが世界との架け橋に

奈良県の北西部に位置する聖徳太子ゆかりのまち、王寺町。2026年2月に町制施行100周年を迎えるこの町で新たに誕生したのが、可愛らしいビジュアルが印象的なピンバッジ──その名も「奈良県王寺町「聖徳太子の愛犬　雪丸（ドローン型）」万博用バッジ」です。このバッジを製作されたのは王寺町観光協会様。町の公式マスコットキャラクター兼、観光・広報大使として親しまれている雪丸が、空を飛ぶドローンの姿で表現されたユニークな一品となりました。

バッジ製作のきっかけは、大阪・関西万博での「ピン・トレーディング」。これは様々な国際大会でも行われる、参加国や団体同士がピンバッジを交換しながら友好を深める文化です。同協会は町制100周年にちなんで、万博に参加する100の国・地域・団体とのバッジ交換を進めています。愛らしい雪丸の姿に思わず笑顔が溢れます。きっと受け取った人の心も、ふわっと和むはずです。

ご担当者様は「デザインの元となった雪丸ドローンは、実際にイベントなどで空を飛ぶ、全国でも珍しい”空飛ぶ自治体マスコット”です。未来では、雪丸も町民さんたちと空をお散歩している！というイメージでデザインを採用しました」と、バッジについて説明してくださいました。「万博のテーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』とも親和性が高いと考えています。実際にバッジを交換した国々からも、ドローンのバッジとは思わなかった！と驚きの声をいただいています」と、国内外で高い反響を得ている様子が伺えました。

雪丸がモチーフになったグッズ展開も活発で、カバンにつけて歩ける「おさんぽ雪丸」ぬいぐるみなどを現在販売中とのことです。最後に、ご担当者様からはこんな呼びかけもありました。「現在、万博にご出展中の国や団体様で、王寺町のバッジと交換しても良いという皆様には、ぜひ交換をお願いしたいです。交換いただきましたバッジは万博終了後、王寺町制施行100周年を記念した特別展やSNSなどでご紹介予定です」。ここから新たな繋がりが生まれ、世界がもっと広がっていく。そんな未来を私たちも心から願っています。

（ピンズファクトリー談）