ピンバッジ製作実例：岡崎市立城北中学校

参加者に配るイベントバッジのモチーフは母校と共に歩む伝統行事

はるかな地平線の彼方まで続くまっすぐに伸びた道を、その先の太陽に向かって走るランナーのシルエット…。こうして文字に綴るだけでも想像できる印象的な光景が、愛知県の岡崎市立城北中学校様からいただいたご依頼で、30mmサイズのオーダーメイドアイテムになりました。プロセスインクで美しく仕上げられた作品の名は「暁天かけ足」参加賞オリジナルピンバッジ。用途は同校の伝統行事で参加者に配るイベントグッズです。

同校の創立は昭和36（1961）年。ピンバッジの名称にもある「暁天かけ足」は、翌年の昭和37（1962）年から続く行事で、生徒たちがまだ夜も明けきらぬ早朝の学区を、「よいしょ」の掛け声と共に走るというもの。ご担当者様でもある校長先生のお話によれば参加賞としてピンバッジを使用するのはこれが初めてだそうで、今回ピンズファクトリーにお声を掛けて下さったのは、デザイン決定まで丁寧な助言があり対応が良かったからとのことでした。

実を言うと、大きさの変更やケース付きにするなど、当初の予算より金額をオーバーしてしまったというピンバッジ作り。これを受けた同校では生徒会がPTA会長に直談判し、地元地域からの寄付を募って完成にこぎつけたのだとか。デザインが決定するまでやり取りさせていただいた当社のスタッフにも「大変良かった」と、ご担当者様からとてもありがたいメッセージを頂戴することが出来ました。

一目で「暁天かけ足」に因んだものと分かるピンバッジは、生徒さんだけでなく職員や保護者の方々からも大好評とのこと。ピンバッジは来年も製作する予定だそうで、その際は同じスタッフに担当して欲しいと、ご担当者様からの嬉しいお声も聞けました。同校を中心とする地域ぐるみの伝統イベントが、今後もさらに盛り上がると良いですね。

（ピンズファクトリー談）