ピンバッジ製作実例：東京都夢の島熱帯植物館

来館者からも愛されるレトロなオリジナルグッズが誕生

東京都江東区に、まるで本物の熱帯雨林にいるかのような気分を味わうことのできる非日常空間があります。植物の生き生きとした緑色、季節によって見どころの変わる鮮やかな花々がひしめきあい「熱帯植物と私たちの生活との関わり」を身近に感じることのできる場所、それが東京都夢の島熱帯植物館様です。庭園やカフェなどさまざまな施設があるなかでも、3つのドームに分かれた大温室は、近隣の清掃工場のゴミ焼却余熱を利用し冬でも25℃を保っているそうです。

そんな同館がオリジナルグッズの製作を思案した際に、選んでくださったのがピンバッジでした。以前本社の社章を製作した経験から、再びピンズファクトリーにご依頼くださったとのこと。数多くのお客様とピンバッジ製作を行ってきた当社ですが、“二度目”のご縁をいただく際の喜びはひとしおです。今回は、館内にある売店で販売するための商品をご一緒させていただき、誕生したのが「大温室ピンバッジ」です。

「オリジナル商品としてはかなり好評で、販売数上位の人気商品となっています。こんな商品が欲しかった！という声もありました」と、来館者のみなさまからは大きな反響があった様子。ご担当者様の「細かい文字はつぶれても構わないとお伝えしておりましたが、きちんと再現してくださって驚きました」という評価には、我々も嬉しくなりました。「どんなピンバッジにしたら来館者が欲しくなるか悩んだ結果、開館37年を迎える当館のレトロな雰囲気を演出するデザインに決めました」というこだわりも伺っています。

生い茂る緑や鮮やかな花や実に目が行きがちですが、左下にはちょこんと「熱交換機」がついている点も、ポイントではないでしょうか。その「熱交換機」がデザインに入った経緯も、「近隣清掃工場が出すゴミ焼却時の余熱を利用し、熱交換機を通して当館が冬でも25℃を保てるシステムは重要なものです。そのしくみに再注目してほしいと思い、そのままピンバッジにしました」とお話くださいました。最後は「細かいデザインもきれいに再現されていて、とてもいい出来です。修正にも迅速に対応していただいてありがとうございました」というお言葉で締めくくってくださいました。

（ピンズファクトリー談）