ピンバッジ製作実例：鳴門市役所

自治体の工夫が光るPRツール

令和5年4月に誕生した徳島県鳴門市の公式イメージキャラクター「にゃるひげ」は、可愛らしい猫の姿で親しまれ、その愛らしい姿には、地域の魅力やメッセージを伝える力が宿っています。今回は、この「にゃるひげ」をモチーフにしたピンバッジをご紹介します。市の広報活動の一環として、一般向けに販売することでキャラクターの周知・啓発を図り、鳴門市そのものをより多くの方に知っていただくことを目的としたプロジェクトです。

ピンバッジ製作を検討されていた際、当社のホームページに掲載された地方公共団体様の製作実例をご覧いただき、お見積りやスケジュール面の条件が合致したことでご依頼を決定されたそうです。地方自治体ならではのご要望や手続きも多い中、柔軟に丁寧な対応を心がけました。

デザインは鳴門市役所様のほうでご準備いただきましたが、ピンバッジとしての完成度が高く、ご担当者様からも「製作してよかった」とのお声を頂戴することができました。製品サイズは直径2.5cmと限られたスペースであるため、英字表記の「Nyaruhige」から、ひらがなの「にゃるひげ」へ変更する工夫により、見た人にも分かりやすく親しみやすい仕上がりに。また、製作コストを抑えつつもキャラクターの可愛らしさを損なわないよう、あえて使用する色数を減らした点も、デザインに込めたこだわりのひとつです。

販売開始からまだ1ヶ月という段階で、売れ行きは想定内とのこと。スーツの襟元にバッジを付けてくださった方もおられ、地域PRツールとしての効果にもすでに一定の手応えを感じていただけているようです。にゃるひげピンバッジは、グッズの役目だけでなく、地域の顔を担う小さな大使にもなっています。これからも多くの方々の目に触れ、心に残る存在となることを願っています。そしてこのバッジが、鳴門市をより好きになる“きっかけ”のひとつとして、多くの笑顔につながっていくことを、心より願っております。

（ピンズファクトリー談）