ピンバッジ制作実例:特定非営利活動法人日本チョウ類保全協会

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ピンズ製作実例:No.639 ギフチョウピンバッジ

【会社・団体名】特定非営利活動法人日本チョウ類保全協会

  • オリジナルピンバッジ製作実例|特定非営利活動法人日本チョウ類保全協会 様

※上記の写真は原寸大ではありません。

ピンズ(ピンバッジ)データ
材質銅合金
工法スタンププレス
着色ソフトエナメル
メッキ
サイズ26mm

ピンズの工法についてはこちら

※ピンズ(ピンバッジ)には、さまざまな材質と工法の組み合わせ(仕様)がございます。デザインと材質・工法の組み合わせ等の仕様設計については、ベテランの担当者が的確にコンサルティングしております。

No. 0110108
1112-A08東京都

ひらひらと儚げに舞うチョウは野山の人気者。レンゲソウの花の蜜を吸おうと休めた羽の、その紋様や色彩の美しさは思わず息をのむほどですが、近年我が国ではチョウがどんどん姿を減らしているそうです。その原因は、山野の開発及び環境破壊、そしてこの20年間増加の一途をたどっている管理放棄地の存在が、チョウの生息地を荒らし、減少させているからなんですね。ということは、こんな風にも言えませんか? チョウの危機は即ち自然環境の危機である、と。

この法則に着目し、チョウをバロメーターに、チョウの生息地の環境改善や、年に1度全国各地で開かれるシンポジウムや出版物による人々への啓蒙活動、行政への提言等を通じて、日本の自然と生物多様性を守る活動をなさっているのが、東京都の特定非営利活動法人日本チョウ類保全協会様です。今回ご紹介する「ギフチョウピンバッジ」は、同協会様初となるオリジナルグッズであり、チョウ類保全の資金を募るために製作された販売用アイテムです。

バッジのモチーフは、特にチョウの愛好家の間で格別の人気を誇るというギフチョウで、春に本州の低山地で優雅に飛ぶ姿が見られることから「春の女神」の愛称で呼ばれているそうです。そんなギフチョウを、実物の艶やかさを減ずることなく、26mmの金属製バッジのデザインに落とし込むにあたっては、実に8色もの色さしを用いることで、特徴的な後翅の赤・青・橙といった細部に至るまでリアルに再現することに成功。さらに、羽の左上にはチョウの学名、右上に「Japan Butterfly Conservation Society」の略称の文字が入り、ご担当者様からも「デザインや色を何回も検討し、時間がかかりましたがその分よいものができました」と、ご満足いただくことができました。

チョウや自然を愛する方々の手に渡ったギフチョウピンバッジは、バッグや帽子、スーツの襟元で羽を休め、その細やかな出来栄えに大変ご好評を頂いているとのこと。小さく健気なチョウの姿に、大きな自然の今を見る。これってなんだか禅味にあふれていて、春になったらふらり山里に出かけ、チョウを追いかけたくなりませんか?

(ピンズファクトリー談)

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