ピンバッジ作成実例：NPO法人アジア文化芸術連盟

「大人になると趣味の幅が広がる」……とはよく言いますが、趣味を始めるきっかけとして多い理由に、「多くの人と出会い、交流できる」「老後までに仕事以外の生活スタイルを確立したい」というものがあるようです。

NPO法人アジア文化芸術連盟様は、気功や太極拳を中心に、水墨画、書道、易、占術、風水学、彫刻、篆刻、油絵、版画、音楽、民族音楽、ヨガなどを国内外の参加者たちと交流しながら受講することができる文化的な仲間の会。特に定年退職された方を対象とした気功や太極拳は、身体の健康だけでなく、精神のリフレッシュにも繋がり、高齢化社会が進む昨今の日本で、誰もが生き生きと生活できることを目的とした社会福祉的な考え方の基盤を作り、受講者の自尊心を育み、自立の意識を促進する実りの多い教室となっています。

この度ご紹介する作品は、そんなアジア文化芸術連盟様からご依頼を頂いた「午年記念・大会バッジ」です。第2回太極拳・八卦掌・形意拳大会の記念品として製作されたバッジは、今年の干支である午をモチーフに、モノクロの午の背景には「太極2014」の文字と連盟の記載が施され、赤とブルーグレーの背景が荒ぶる午のシルエットを一層引き立てています。参加者は40代以上の女性が多いようですが、躍動感あふれるデザインが功を奏してか大変好評を頂き、記念品として持ち帰る参加者がほとんどだったそうです。

今回のピンズ製作のきっかけは、当社が毎年出展しているビッグサイトでの展示会で、無料配布した楽器のオリジナルピンバッジを気に入って下さったことでした。このご縁もまた「多くの人と出会い、交流ができた」ことの一例・・・趣味とは違いますが、ピンバッジがとりもつ一期一会を実感するご依頼となりました。また、同連盟様では今後も毎年大会を開催し、干支に合わせたデザインのピンバッジ製作を予定されているとのこと。引き続きお手伝いさせていただければ幸いです。
(ピンズファクトリー談)