ピンバッジ作成実例：更埴子ども劇場

文化芸術の鑑賞や人々との出会いによって、子どもたちの豊かな人間性を育む活動を行う非営利団体「子ども劇場」が1966年に福岡で創立されました。その後、全国に波及し、1971年には長野にも「長野子ども劇場」が設立。そこから分離独立してできたのが、今回ご依頼を頂いた更埴子ども劇場様です。こちらには、現在の千曲市(旧更埴市)を中心に0歳から70歳までの約350人もの会員が所属。主な活動はプロによる生の舞台を鑑賞することで、年に何度もプログラムを楽しむことができます。

その他にも自主活動として、仲間や家族と共に音楽活動や野外活動などをされています。そうしたサークルのひとつ「原始村」では、毎年夏に3泊4日のキャンプを実施。今回は、そのキャンプへの参加者を増やす目的で、参加した人だけがもらえる「夏キャンに行ってきたよ!!ピンバッジ」を製作する運びとなりました。ご用命の理由は、「製作実例などを見せていただき、すてきな作品が多かったからです」とのご返答をいただけました。

デザインは、サークルのご担当者様が会員の子供たちからの意見を参考にして考案されたとのこと。その結果、夏キャンプの思い出として印象が強い、テントの中で友達と会話をしながら星を見上げる子どもの姿がオリジナルのバッジになりました。完成品は丸い形やデザインがかわいいと評判だそうで、過去に参加されていた青年や大人からも「欲しい!」との声がたくさん寄せられたとのことです。

長野県の荒倉キャンプ場で開催される夏キャンプでは、子どもから大人まで幅広い世代の方が交流し、大自然の中で感性を磨きながら夏のひとときを過ごされます。その時、その場所でしか手に入らないピンバッジが、貴重な体験を共有した皆さんの思い出の品となってくれるといいですね。
(ピンズファクトリー談)